今回はファイターズに関しての話です
オフにFA権を行使して大野奨太選手がドラゴンズに移籍したため、ファイターズは補償を受けることになっていました
同じくFAにより移籍した増井浩俊投手の補償を金銭と即決したため、年明けに結論を出すと言っていた大野選手の補償は人的が濃厚と見られていましたが、まさかの金銭でしたね
過去の記事で個人的に誰を獲得するか候補を挙げて予測していたので何だか恥ずかしいですね…w
金銭を選んだ理由については詳しく答えられないと言及がありましたが、やはり人的濃厚と言われてる中での金銭になった経緯については気になりますよね
という訳で完全な憶測ではありますが、考えられる理由を挙げてみます
目次
金銭を選んだ理由その1.支配下選手登録の枠が定員に近かったため
NPBの球団は支配下選手登録として70人まで選手を保有することができ、その枠以外で育成選手を保有することも可能です
ファイターズは育成選手を保有しないチーム方針であるため、最大でも支配下選手登録の枠の70人までしか保有しないことになります
今オフでは鶴岡慎也選手や実松一成選手の出戻りと、助っ人外国人を元から在籍しているレアード選手を含めて5人と多めに確保したため、枠の限度まであと1人の69人になりました
もし人的補償で選手を獲得すれば70人になっていたので、シーズン途中にまた新しい助っ人を獲得する可能性や今年のドラフトのことを考えると枠に余裕がなかったのかもしれませんね
金銭を選んだ理由その2.トレードがまとまらなかった可能性があるため
ここからの理由は先ほどの選手枠の問題と関連したものになります
ファイターズはここ数年は毎年のようにトレードを行なっており、非常に新陳代謝が活発なチームと言えます
しかし今オフに関してはトレードのニュースがありませんね
単にする気がなかったのかもしれませんが、トレードしたくても話がまとまらなかった可能性があります
もしトレードが成立していれば例えば3対1だったりすれば選手の枠に余裕を持たせられる訳ですから、そのようなトレードを行なった上で人的補償を受けるつもりだったかもしれないですね
金銭を選んだ理由その3.助っ人外国人の契約がまとまらなかった時のための保険の可能性
先ほども触れましたが、現在のファイターズには助っ人外国人が5人います
その選手の中で、マルティネス投手は大野選手の移籍に伴い中日からプロテクトリストを貰った後、しかも補償に関して結論を出すと言った年明けに契約を結びました
マルティネス投手と契約しなくても選手枠は既に68人と限度に近い状態であったため、そこに更にマルティネス投手と契約となれば、人的補償決まってないのにまた新しい助っ人獲ってきたの…?と思いますよね
なので、元々助っ人外国人の補強の方に力を入れてて、もし思うように契約出来なければ人的補償で選手を獲得するつもりだったのかもしれません
あくまでも人的補償は保険として見ていたという説です
金銭を選んだ理由その4?.あまりにも欲しい選手がいなくて逆にインパクトのあるリストだった
これは完全にネタなので真面目に捉えないで下さいね(笑)
中日からリストを受け取った際にインパクトのあるリストと言ったのは印象的ですが、この文面だけだと確かに良い意味にも悪い意味にも捉えられます
欲しい選手がいないのをインパクトのあるリストという表現で誤魔化したという見方もできますが、それなら増井投手の時と同様に金銭と即決してるはずです
年が明け、更には14日と中旬に結論が持ち越されたことを考えると、惹かれる選手は何人かいたとは思います
なのでこの理由はないとは思います
まとめ
結局のところ金銭を選んだのは枠の問題が1番大きかったからなんでしょうね
トレードにしても助っ人の補強にしても枠の空きに変動が出てくる訳ですから、そことの兼ね合いだったと思います
そして人的補償はなかったものの、球団は今年もトレードする可能性があることをほのめかしているので、ファンとしてその動向に注目していきたいですね
今回はこれで失礼します