どうも、怒りの感情しか湧いて来ないトワツユです
普段はほぼほぼゲーム記事しか書かない私ですが、今回はどうしても我慢ならないことがあったので、そのことについて書いていきたいと思います
それは何かと言いますと、4月19日水曜日の日本ハム対西武の試合で日本ハムが負けたことについてです
プロ野球のペナントレースは143試合あり、どれだけ強いチームでもその全てで勝利できるわけではないので、負けることそのものはある程度仕方のないことです
ただ、この試合の負け方はあまりにも酷かった…
以下、この試合の展開と個人的な感想について書いていきたいと思います
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目次
試合の展開
8回裏に入るまで日本ハムが8対0と大量リード
この試合の先発は日本ハムが高梨投手、西武がカスティーヨ投手でした
高梨投手は7回無失点の好投、カスティーヨ投手は6回1失点の好投で、先発投手だけ見れば投手戦と言って良いでしょう
しかし、日本ハムは7回8回と、5回の西川選手のタイムリースリーベースによる1点に加えて再び西川選手のタイムリースリーベースで1点、中田選手の3ランで3点、近藤選手のタイムリーツーベースで3点を追加し、8対0と試合を決定付けたと言ってもおかしくないくらいの展開となりました
8回裏に西武が7点を返す猛追を見せる
ここまでの展開を見たら流石に日本ハム側は勝ちを、西武側は負けを確信したことでしょう
なので日本ハムは8回裏に勝ち継投を温存してビハインドでも投げる上原投手をマウンドに送り出しました
ところが金子選手秋山選手に連打を浴び、8点差あるとは言え少し不穏な空気が漂い始めました
続く源田選手は打ち取ったものの、その後が右打者の浅村選手山川選手と続くことから、左の上原投手から右の田中豊樹投手へ継投しました
しかし、この継投が結果的に誤算となってしまいましたね
なんと浅村選手山川選手森選手と3人連続でフォアボールを与えてしまい、押し出しで2点を返されてしまいます
ここで投手を勝ち継投の1人であるトンキン投手に交代しましたが、外崎選手と栗山選手にタイムリーを打たれて8対6と迫られ、中村選手のヒットで1アウト1、3塁となった後金子選手のセカンドゴロの間に1点を返され、8対7とついに1点差となりました
そして左の秋山選手を迎えるところでこれまた勝ち継投の宮西投手が登板しました
2アウトながら2塁にランナーがいる状況なのでヒットで同点、ホームランで逆転という場面でしたが、ここは空振り三振を奪って8回を終えました
しかし、8回だけで西武は7点を返す猛追を見せ、7回まで0点だったとは思えないくらいに打線に勢いが付き始めました
9回裏に森選手の逆転サヨナラタイムリーで8対9となりゲームセット
9回表に日本ハムがチャンスを作るものの無得点で終わり、裏に守護神の石川投手が登板
開幕カードの西武戦に登板した際は強力な打線を相手に4失点を喫してしまったので雪辱をを果たせるか注目でしたが、1アウトを取ることも出来ず、満塁の状況で森選手にサヨナラタイムリーを浴びて8対9でゲームセットとなりました
以上がこの試合の流れです
ライオンズにとっては奇跡的な勝利でしたが、ファイターズにとってはただただ最悪の結末と言わざるを得ないゲームでしたね
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試合の感想
確かに過去の色々な試合を見ても9点差や10点差をひっくり返されたというゲームもあるのですが、大体の試合は序盤に大量リードしていてその後コツコツと点を返されて徐々に点差を詰められるという展開でした
しかしながら今回は8回9回のたった2イニングだけで8点差を逆転されたわけですから、あまりにもショックが大きいです…
先発した高梨投手が7回無失点の好投でチームも8対0で勝っていたので、今季初勝利はほぼ確実と見られていましたが、8点差を逆転されて勝ちを消された時の本人の心境は計り知れないですよね
元々今季はここまでリリーフに不安があると言われていたファイターズでしたが、その不安要素が見事に浮き彫りになってしまった試合と言って良いでしょう
8回の継投は8点差あったので勝ち継投を温存する意味でそれ以外のリリーフを登板させること自体は全く問題ありませんでした
しかし、登板させた投手が問題でした
まず登板した上原投手は以前のソフトバンク戦で押し出し四球を2回、それも全くストライクが取れずにやってしまった訳ですから、その時点で1軍で勝負できる状態の投手じゃないことが明白だったと思うんですよね
そこに加えて、今回の登板で1アウトを取ったとは言えその後の田中豊樹投手の連続押し出しに繋がるランナーを出してしまったのでは更に印象が悪くなってしまいます
その次の田中豊樹投手は3人連続でフォアボールで2人押し出ししてしまったわけですが、上原投手が出したランナーがいるとは言え点差は8点あったわけですから、その状況でストライクが入らないというのは正直話になりません
この両投手はこの試合における1番大きな敗因だと思いました
多少失点してでもこの2人で8回を抑えられればまだ楽だったのですが、それができなかったことにより本来登板する予定がなかった勝ち継投も急遽準備しなくてはならなくなった訳ですからね
その結果、宮西投手は無失点で切り抜けましたが、トンキン投手と石川直也投手は打ち込まれてしまいましたね
トンキン投手は昨日から状態が良くなかったのに加えて満塁の状況で急遽投げさせられて非常に気の毒でしたし、石川直也投手は投げてる球は悪くないと思いましたが追い上げムードの中でもボールの見極めや確実なバッティングが出来てた西武打線が凄かったとしか言えないです
ただ、打たれたのは事実なので責める方はいらっしゃるとは思いますが、個人的にこの2人はそこまで悪くないと思っています
まとめ
8回表が終了して8対0の状況から9点取られて負けた今回の試合は今年だけでなく下手したら後にも先にもないくらい最悪の試合と言っても良いかもしれません
高梨投手が先発で試合を作り、打線でも不調だった西川選手と中田選手が復調の兆しを見せて今シーズンに勢いをもたらす試合になったであろうだけにただただ残念でした
個人的な心情としては上原投手と田中豊樹投手はしばらく顔も見たくないですが、上原投手は長身左腕とロマンがありますし、田中豊樹投手も力強いストレートを投げるのでまだまだ期待はしています
そして幸いこのカードは2連戦で次の日は試合がないので悪い流れを一度切り替えて次の試合に臨めます
ファイターズはシーズン入ってしばらくしてからの方が調子が良くなると思うので、これからも諦めずに戦って欲しいですし私自身も応援を続けていきたいと思います
今回はこれで失礼します