どうもトワツユです
今回は雑談回ですが、なんか上から目線と言うか偉そうなタイトルを付けているもののそこまで大した話をするつもりはありません(出来ないと言った方が正しいですかね…)
ただただ自分自身の考えを書き殴っていきたいと思います
タイトルにあるゼロヒャク的考えというのは、物事について一方の立場に立って自分の意見と全く同じでなければ気が済まないという考え方です
一方的にこれは自分の考えと合致するから良い、これは合わないからダメというような判断してしまうと深く理解しようとせずに思考停止に陥る恐れがあるので、私自身ここ最近は極力この考えはしないように気をつけています
どうしてこのお題について記事を書いていこうと考えたかと言うと、私はゲーム以外にも野球観戦をするのが趣味なのですが、観戦と同時にSNSや掲示板を見てみると采配について意見が割れている場面に遭遇することが多いからなんですよね
ここ最近で言えば、高校野球で大船渡の佐々木投手が岩手県予選の決勝に出場することなくチームが敗れたことについて賛否両論の意見が出ています
この件について個人的な意見としては、190球を投げた試合もあったり、完投した準決勝の翌日に決勝を控えていたこともあったので、故障する可能性を考えると出場しなくて良かったと考えています
私自身は高校野球よりはプロ野球の方に関心があるので、プロ注目の選手が酷使されて故障により潰れて欲しくないという思いが強いんですよね
ただ、佐々木投手を始め大船渡高校の選手は甲子園出場を目標にしていた訳ですし、少しでも勝てる可能性を上げるためにエースの佐々木投手を出場させなかったのは、きつい言い方ですが1人の将来のために他の選手の思いを犠牲にしたと捉えられても仕方ないところではあります
そう考えると、佐々木投手が決勝で登板しなかったことをただただ良かったという話で終わらせるのもどうかと思うんですよね
例えば、打撃も優れている訳ですから先発投手としては無理でも野手として出場させられなかったのか、先発登板を準決勝ではなく決勝に照準を合わせるべきだったのではといった感じで、自分が正しいと思っている事柄について疑問点を持つことも重要なんじゃないでしょうか
あるいは采配そのものとは離れてもう少しゆとりのある大会日程に出来なかったのか、予選大会自体を早期に開催できなかったのかといった感じで大会そのもののあり方がそもそも正しいかどうかというところにも目を向けるべきだと思います
一口に佐々木投手の決勝戦での登板回避の是非と言っても、このように色々な点について考えを巡らせることができる訳ですが、逆に言えばどちらが良い悪いと単純に決めつけることができないくらい複雑な話と言えますね
賛成反対どちらの意見についても目を通して議論し、それまで自分の中で考えもつかなかったことを頭に入れて考え方を日々アップデートしていくことが、安易に結論付けるより有益な気がします
そして絶対に避けなければならないのは、ゼロヒャク的思考をした上で自分の意見を他人に押し付けることですね
「佐々木くんは将来の球界を背負う逸材なんだから他の選手はどうなったって構わない」
「甲子園で佐々木投手が見れればそれで良いからそれによって故障してしまっても知ったこっちゃない」
といった無責任で傲慢な考え方は視野が狭くなったり他人への思いやりもなくなって思考停止を生むと思うんですよね
その最たる例として今回の件では采配に対する抗議の電話や、直接学校に乗り込んでやるという脅迫など残念な形で顕在化してしまっています
絶対にこうでなければならないといった凝り固まった考え方が思考停止を生み、ついには自分を制御できなくなるというのは大変恐ろしいことですね
私自身もまだまだ極端な考え方をしてしまう時があるので、気を付けて生きていきたいと思います
今回はこれで失礼します