どうもトワツユです
今回も見出し批評記事を書いていきます
テーマは漢字の読み方です
常日頃から使用している漢字でも、テレビやニュースサイト等を通じて実はそれは間違った読み方と知り驚いたという経験がある方もいるのではないでしょうか?
今回取り上げる記事では、「河川敷」の読み方について書いてあるのですが…
「かせんじき」だと思ってた…!間違いやすい「河川敷」の読み方って?
(lamire)
え?普通に「かせんじき」って読むんじゃないの?
この記事を書いてる最中だって「かせんじき」と入力して河川敷に変換してる訳だし…
あー、でもたまに「かせんしき」と濁らずに読んでる人もいるような…
かせんじきという読み方は間違いなのか?
自問自答を繰り返すよりこの記事の本文を読んだ方が早いですよね
読み方について触れている部分を切り取ってみると…
だいたい多いのが、「かせんじき」と「かせんしき」ではないでしょうか?さて、実際はどちらが正しい読み方なのでしょう。じつは、どちらも正しい読み方なのです。
いや、どっちでも良いんかーい!
まあ確かに同じ漢字でも重複みたいに「じゅうふく」、「ちょうふく」と違う読み方をするものもあるので、「かせんじき」、「かせんしき」と2パターンあること自体はそうなんだ、勉強になったなあで終わる話なんですよね
問題は記事の見出しですよ
なんて書いてあったかもう1度確認してみると…
「かせんじき」だと思ってた…!間違えやすい「河川敷」の読み方って?
どう読んだって「かせんじき」という読み方が間違ってるかのように書かれてるように思うのですが、私だけでしょうか?
間違えやすいって何のことを指してるのか不透明
「河川敷」の読み方はこの漢字を初めて見たとかでもなければ人によって「かせんじき」と「かせんしき」のどちらかに二分されると思いますが、どちらも正しいのであれば何をもってして間違えやすいと書いているのでしょうか?
個人的に無理矢理な解釈をしてみると、普段「かせんじき」と読んでいる方が「かせんしき」と読んでいる方に対してその読み方は間違いだよと指摘するのが間違いとかそんな話になるんですかね?
それなら少し腑に落ちないものの、見出しの間違いやすい「河川敷」の読み方って?という部分はそこまで問題ではないのですかね…?
ただ、見出しの前半の「かせんじき」だと思ってた…!というのはいかにもそれが違う読み方だと言わんばかりの表現をしてるので、だとするとそういう話ではなさそうです
見出しで「かせんじき」が間違った読み方かのように書いてあるけど、本文を読んだらその読み方も正しいと書いてあるので、結局何が間違いなのかは分からないままでした(私の読解力が低いだけかもしれませんが…)
また、先程引用した部分の続きにはこんなことも書いてありました
河川敷という言葉自体は昭和30年から40年ほどに作られた、わりと新しい言葉です。辞書にも両方の読み方が書いてあることが多く、日本語の伝統的な読み方が確立していないのが現状です。
いや、そもそも伝統的な読み方が確立されてないのなら間違いかどうかって話題にするなよ…
ますます間違いが何を指してるのか分からなくなってきました…
終わりに
河川敷の読み方は「かせんじき」でも「かせんしき」でも良かった訳ですが、それなら間違えやすい読み方って取り上げる必要はないですよね
個人的に見出しを書くなら、
「かせんじき」?「かせんしき」?「河川敷」の正しい読み方は?
という表現の方が良いのかなって思いました
これなら本文で両方正しいという内容を書いても見出しと矛盾しませんからね
けど人目を引く上では正しい○○は?よりも実は間違い!?的な見出しを付けた方がインパクトがあるので難しいところですね(かと言って間違いがないのに間違いがあるかのような書き方はNGですが)
あと、この記事を読み進めてみると、河川敷の意味、誰のもの、勝手にバーベキューしても問題ないか?等の読み方以外の情報も多いのが気になりました(むしろ読み方についてより情報量が多い気が…)
漢字の意味はともかく、所有権や無断バーベキューの話は見出しの内容と全然関係ないじゃないですか…
見出しの書き方と同様に本文の内容にもかなり疑問が残る記事でしたが、まあ「かせんじき」という読み方が正しいと確認して安心したので良しとしましょうか
それではまた!